夜、知人宅にて北順佑さんのコンサート&お話を聴いた。ピアニストになる通常コースを完全に外れたところから出現した異才というべきか。
ご自身の半生を語ったものがとても面白かった。音楽的なことをいえばそれほど好みでもないのだが、音楽を心の底から演奏している&没入していることは伝わってきて、こういう人が世に出てくるのはいいことなんじゃないかと思った。
いろんな人がいろんな音楽をやってくれた方がよい。「ショパンとか、難しいのは弾けませんから」と率直に言い、19世紀のスタイルでチャイコフスキーをペダル踏みっぱなしでガンガン弾きまくるのが新鮮だった。
同じような人は世の中に何人もいるかもしれないが、これで身を立てるんだという気迫が素晴らしい。希有なキャラクターだ。