クラシック、CDに生き続ける名演の時代、不滅の巨匠たち 音楽之友社
入社してからどんな本を読んでいるかで挙げた本。
オットー・クレンペラー(ドイツ)幾度もの肉体的試練を乗り越えながら
大成した晩成の巨人 故 宇野 功芳先生
渡辺護の「現代演奏家事典」(全音楽譜出版社)。これは戦後、一九五二年
の出版で、レコード評ではなく、コンサート評である。
―私がクレンペラーを聴いたのは戦後で、スイスのインターラーケンに
おけるアムステルダム・コンセルトヘボウを指揮したときであったが、
指揮ぶりは淡々たるものであるが、曲の盛り上げや、明晰な仕上げなど
見事なものである。最近は時折、精神に異常を来たすといううわさがある―
次項に続く。