リングなら、やはりフルヴェンのスカラリングが一番でしょう。もの録音等などの不満はあるにしても、
強みはフラグスタートが歌っていること。これですべてが帳消しされます。
ショルティ盤は発売当時その録音のすごさが話題になったが、今となってはちょっと作りすぎで聞き苦しいところがある。
歌い手はニルソンはすばらしいが、ホッターは晩年の頃のホッターだから、やはり峠を越していて残念。
ま、何が悪いかって言って、やはりショルティ。顔を真っ赤にした赤鬼のように、自分の能力を超える作品であるため、躍起となって、
やたらうるさすぎ。カラヤンはその名の通り、中身は空っぽ。場末ののミュージックホールの安っぽい音楽。これは別に驚くべきことでもなく、彼の演奏すべてに共通している特徴。
カイルベルトもやたら録音は残っているが、その中で1952年版が最良か。モノなのは残念だが、ヴァルナイがまだ悪くなっていない頃で、表現豊かな歌唱が聴ける。
1953年のクラウス盤もすばらしい。そうじて、50年代のバイロイトはレベルが高かった。クナは私にはあの遅いテンポが理解できない。