エリアフ・インバル指揮ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団

3月13日すみだトリフォニーホールで聴いた。当初から前半だけ聴いて帰ろうと決めていた。予定通り休憩になって
席を立った。家に帰ってから後半のマーラー5番の全曲演奏がメインで、全部で2時間くらいの演奏会だと
気づいた。途中で帰った人もいただろうし、最後まで聴いた人もいただろう。感想は当然それぞれで
違うだろう。ツイッターなんかを読むと 演奏面以外の部分でいろいろ感じた人もいたとか。もし自分が
最後まで聴いていたら何を感じたのだろうかと思ったりした。
15分だけワーグナーを聴いて来て、今になっていろいろと思うことがあったので
書いてみる気になった。オペラはあまり観ない人間で、神話に題を取った物語であったからなのか
もともとストーリーが頭の中にあまり入って来なかった。途中映像など視覚効果があっても、それが
効果があったのかもよくわからなった。
台本があってそれを演じる人たちがいて、演出家がいる。クラシック音楽なら楽譜があって
それを演奏する人たちがいて、指揮者がいる。台本や楽譜が同じであってもそこで行われて
いるものは違って来る。最終的には演技者や演奏者がいかに説得力あるものを客に観せたり
聴いたりさせれるかどうかにあるのだと思う。同じ芸術だから根本は一緒なんだなあと
前奏曲と愛の死を聴いて思った。
入りは9割強くらいだったか。青春18きっぷの移動で朝方の事故の復旧が遅れていて
JR東海の在来線のダイヤは無茶苦茶乱れていた。もう少し遅めに出ていたら
完全に間に合わなかった。何事も余裕を持って行動すべきだなあと再認識した。
交響曲は休憩を入れずに一気に演奏したとか。URLに書いたこととは違って
野太い感じの音がホールいっぱいに響くことが多かった。終始芳醇な響き、安定した
テクニック、豊かな音楽性と三拍子(三拍子ってそんなことだっけ?)そろっていたから
文句なしの演奏だった。東京文化会館で聴く予定の人にいい演奏会になるに間違いなしと太鼓判を押しておこう。