-++ヘルベルト・フォン・カラヤン++-Nr.57 [無断転載禁止]©5ch.io
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0085セルスレッド6 ◆k/Pt4j/z1o
2016/11/01(火) 05:32:57.97ID:IGQu7f7rクラシックに親しもうと思ったら、@推理小説を読んで、A自分でサラダを
作りなさい―?! わずか5曲を取り上げてクラシックのキモを伝授する目
からウロコの入門書
◯恋愛大悲劇をテーマにした音楽に隠された奥義
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー『ロメオとジュリエット』
作品はこう書かれた
恋と憎しみの両方を表現しなければならないことはわかった。それなら、
このふたつをどう利用したらすんなりと曲の形になるのだろうか。幸い、
『ロメオとジュリエット』の物語は、まことに整った形をしているのである。
それは、誰もが知る、起承転結といった型、すなわち、発端―発展―急転―結末
である。
発端―これは物語で言えば、登場人物の紹介とか、事件が起きる場所や
雰囲気の描写である。『ロメオとジュリエット』なら、いがみ合う両家の
暗い雰囲気が基調。そこに可憐に花咲こうとしているふたりの純愛の予感。
発展―物語はズンズン進んでいく。ロメオとジュリエットは互いに恋し合い、
夜の闇にまぎれて抱き合う。その一方で両家の不和はますますエスカレート
する。
そして急転―『ロメオとジュリエット』のなかで物語が急転するのは、
言うまでもない、策略が大失敗し、ふたりとも死んでしまう場面だ。
結末―恋人たちは死んだ。なんともやりきれない残酷な結末である。
だが、見方を変えれば、ふたりは地上の争いなど無縁の至福の世界に
旅立ったとも言える。音楽は静かに終結する。以下、次項で。
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