創刊40周年記念特集 「不滅の名盤100」
ドヴォルザーク/交響曲第8番 セル/クリーヴランドo〈70〉
優しく、ふくよかで温かい表情
一九七〇年四月に録音されたもので、これはセルが亡くなるわずか三か月前の、
最晩年のレコーディングということになる。ドヴォルザークは、セルがもっとも
得意としたレパートリーのひとつで、この交響曲もCBSへ録音した名盤があるが、
最後の録音はさらに素晴らしい。全体にほれぼれとするばかりのカンタービレの
心があり、セルとしては異例ともいえるほどに表情が優しく、ふくよかで、
温かいのである。しかも、この頃、頂点に達していたクリーヴランド管弦楽団は
美の結晶ともいうべき美しいサウンドを誇っており、清楚で香り高い音色が実に
みずみずしい。さまざまに折りなす旋律線も手にとるような明瞭度をもち、
まさに心あらわれる名盤である。
今、聴いている。この曲のCDは1回目のCDは中古屋。友人宅で聴いたのが忘れられない。
第四楽章の音楽を聴いてなんともいえないと言った別の友人の一言が忘れられない。
2回目のベスト100のCDは◯◯室長にあげた。あげて後悔している。どう音が違うか
確認したかった。3回目のCDはアートリマスターだった。聴いていて窮屈で第1楽章で
止めたのが忘れられない。記念で所持している。4回目のCDはAmazonでHS-2088。
このCDは何度聴いたかわからない。この日誌でたびたび登場した。
5回目のCDもAmazonでHS-2088。これはある人にあげるか検討したがやめて所持している。