>>979
>最初の小節は音を聞いた感じ、Gdurのサブドミナントとして始まると思う

そう感じさせるのが第一主題部はじめの4小節
ト長調Gの確保確認が2回2小節にわたって行われる
ハ長調Cの確保が行われるのは14小節めや3小節めへのリピートと考えても良いが、提示部は第二主題のホ長調E(遠隔調)の印象が鮮やか
第一主題部は様々な調に飛び移るが
第二主題部はEを主調に展開する(確保も何度か行われる)

はっきりとした主題線を持ち安定的(静的)な第二主題と
常に5度上への指向性を持ち調的な多様性を持つ(旋律的にも動的)第一主題の対比が第一楽章の主眼と感じる

Cが主調として支配的になるのは
イ長調A(!Eの下属調ではある)で回帰する第二主題が巧妙な転調によって
登場6回目(リピートしたとして)でやっとCで繰り返される203小節め以降

ここでやっとCが確保されると言ったら言い過ぎか

最後まで調的な緊張感を聞き手に強いながら
258小節から終結までに開放感と高揚感に導く手腕は練達の域であり
作曲者がいよいよ充実期にさしかかっていることを否応なく実感させる

駄文失礼