音質調整についてレポートする。
歪みの存在とその処理効果について。
フルトヴェングラーのレガシー107枚ボックスからサンプルとしてベートーヴェン:交響曲第7番の第4楽章を取り上げた。
この録音は歪みが2.5kHz〜5kHzにわたって分布し,それが楽音を汚している。
この歪みを処理したデータと処理前のデータをup load したので,聞き比べればその効果が聴き取れる。
今回は歪みの処理のみを行い,その他のf特バランスの調整は行っていない。

場所はかりんとin! 128MB
NO.19220 NAME:1479519659.wav COMMENT:ベト7第4楽章ノイズカット
NO.19221 NAME:1479519724.wav COMMENT:ベト7第4楽章元
ダウンロードパスワードはESOSACD。

「ベト7第4楽章元」の方を聞くと,歪みがかなりあることが分かる。ザラザラ感とキンキン感があって,心地よく演奏を味わうことを困難にしている。
「ベト7第4楽章ノイズカット」の方は,まだノイズが残ってはいるが,各楽器の音色の滑らかさがある程度増している。

そもそも「ベト7第4楽章元」にかなり含まれる歪みは自然界の音には存在し得ないものであり,録音機材によって発生したか,再生機材によって発生したのか,はたまた音声のデジタル化の段階で発生したかのいずれかであろう。
これを処理せずに耳障りなまま聞くことはフルトヴェングラーの演奏を聞くことになるのかどうか。
違うと言わざるを得ない。
適度な処理こそ求められるべきである。