今日は,クリップス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&ヒルデ・ギューデン(S)のシュトラウス・コンサートからワルツ「オーストリアの村つばめ」とワルツ「春の声」の2曲(1956年録音)をまとめてup load した。
場所は次の通り。
かりんとin! 128MB
NO.19141 NAME:1478429989.wav COMMENT:「オーストリアの村つばめ」&「春の声」クリップス

どういうわけかクリップス/VPOのシュトラウスコンサートのCDはどれも音がお粗末で脚光を浴びることはなかったが,今回up load したものを聞けば,クリップスが如何に素晴らしいウィンナ・ワルツを演奏していたかがきっと分かるだろう。
それはもう,身も心もとろけてしまいそうなほどの素晴らしさだ。
クリップスは作曲家や曲へ奉仕するという意味で一つの極致に達していたが,さらに彼のウィーン情緒豊かな音楽性は聴き手を夢の世界へと連れて行ってくれるのである。
残念なことに,これまでCD化に際して音の魅力がことごとく失われ,一度聞いたら二度とは聞きたくないような音質にされてしまっていた。
この度,録音会場で鳴っていた音響がイメージできるような音質調整が行えたのではないかと思っている。
この音質なら繰り返し聞きたいと感じるだろう。
そもそも素晴らしい音楽とは,心の中で木魂し,いつまでもその感銘を抱き続けるものだと思う。
これまでの多くのCDは,そのような役割を果たすことができずにいた。
SACDはその窮地の打開策の注目すべき存在だが,CDも音質調整によってある程度SACDに肉薄できるようである。
人類はCDと言う入れ物を十分には利用してこなかったのかも知れない。
クリップス/VPOのシュトラウスコンサートCDが近日再発売されるそうだが,その音質は今回up load したものに遠く及ばないはずだ。
クリップスのウィンナ・ワルツをたっぷりと楽しんでくれたまえ。
きっと夢の世界で我を忘れて聴き惚れることだろう。
HMVの閲覧サイトにドイツのメルケル氏がローマ教皇にメンブランのフルトヴェングラー107枚ボックスを送った記事が掲載されている。
これは確かに素晴らしいボックスだが,自分ならこれらを音質調整して差し上げ,さらに感銘深い時をローマ教皇に提供できるのにと思った。