VPO@サントリーホール、モーツァルト「リンツ」とブル7聞いてきた。
VPOの良さは、機能性とは対極の適度の緩さにあり、両曲ともそれが生かされた
プログラムだったといえよう。メータの指揮も本質的に緩いものであり、一昨年のイスラエル
・フィルと来た時よりは、ずっとコンディションもよかったようだ。
ブル7の評価は割れるかもしれないが、個人的にはよかったんではないかと思う。
テンポは的に速すぎ、時に遅すぎ、安定は欠いていたが、逆にそれがVPOの緩さと
うまくマッチしたのかもしれない。
特筆すべきは、コーダ。一瞬一種異様な真空状態が醸し出さた。これは今まで聞いてきたブル7
にはなかった体験だった。フライング気味のブラに破られたのはちょっと残念だったが。
あまり比較に意味はないが、昨年のハイティンク&LSOよりは明らかに良かった。