>>535 絶版 コミック太平記 楠木 正成(二)千早の巻 横山 まさみち
足利の大軍は水陸両軍にわかれ水軍は尊氏が 陸上は直義が率い東へ東へ
と進んでいった白旗城を攻めあぐんでいた新田 義貞は兵庫まで退いて
陣を敷き 急を京へ報せた 京の公卿たちは狼狽した
えらいことでおじゃる 先日楠木が申したような事態がおこりました
北畠将軍はすでに奥州へ帰還されたし……やはり戦となれば頼るは
楠木しかいない
正成 そなた兵庫におもむき新田と共に足利を討ってくれ
おそれながら……
兵庫に出むいても勝ち目はございませぬ
な なぜじゃ 戦は戦ってみねばわからぬもの
足利軍はおそらく大勢力となっております尋常の合戦をすればお味方は
必ず破れます
まるで勝目はないのか
方法はただ一つ
新田殿を兵庫よりよびもどし帝には再び比叡山に御幸願いとうございます
そして足利軍を京へ入れるのでございます
「カラヤンスレッドなのでこの事実を書き込みした。やっぱりカラヤンで
ないと駄目らしい」
わたしめは河内へ帰り畿内一円の兵を集め淀川の河口をふさぎまする……
つまり京へ入れたる敵を袋のネズミとなし その兵糧をつきさせ……
叡山 河内の両方面より挟みうちにしかければ……
一挙に敵を滅ぼすことができましょう。
やはり戦のことは武人にまかせたほうがよいかのう
またも叡山へ移るのは問題なれど……
それもやむを得ぬとなれば……
いや麿は反対じゃ、中略。次の項目は核心。