-++ヘルベルト・フォン・カラヤン++-Nr.52 [無断転載禁止]©5ch.io
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0192セルスレッド6 ◆k/Pt4j/z1o (ワッチョイ 59f3-Wkik)
2016/10/25(火) 05:57:06.21ID:hAI6BBjS0リチャード・オズボーン著 カラヤンの遺言 私はすべてを語った。
カラヤン 第六番は、私にとって非常に重要な交響曲の一つですが、
これまでめったに指揮していないのです。この曲には完全な破局が
あります。第九番にもそれは感じますが、第九番には偉大なる美、
死との調和の感覚があります。この交響曲の終楽章に入ることは、
どの曲の指揮にもまして辛く苦しい仕事なのです。
―第九番でのお仕事は、四年近くにわたって各方面で行なわれましたね。
まずはLPの録音、一九八二年にはコンサート、最後は一九八二年九月、
CD録音のためにベルリン・フィルのライブ……といった具合です。
カラヤン CDに関しては、ホールにノイズがなかったらもっといい録音
ができたのに、と残念な思いをしています。でも、これは自分でも
分かっているのですが、仕事が終わったとき、これは自分が誇りうる数少ない
仕事一つだが、もうこんな辛い仕事には二度と手をつけないぞと思ったほど、
まるで狂ったようにこの作品にはのめり込んでいたのです。
― 一九八二年の、ザルツブルクのイースター・フェスティヴァルでの
演奏を思い出します。私たちはコンサート終了後のディナー席を確保して
おいたのですが、あなたは聴衆が音楽に集中できるうちにやろうと、
早めにコンサートを始められた!おかげで時間が狂って、私たちはディナー
をキャンセルしなくてはならず、ついに食事にはありつけなかったのです。
カラヤン 知っています。でも、私だって同様だったんですよ。こんなことも
、一生に一度ぐらいは起きるものです。
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