20世紀最大の天才指揮者レナード・バーンスタインがニューヨーク・フィル
を指揮してのベートーヴェンの「運命」交響曲。若きバーンスタインの情熱が
迸る、輝かしいベートーヴェン。その的確なリズム・コントールと、ゆたかに
流れる運動性はバーンスタインの音楽の最大の魅力といえるだろう。1956年
発表のバーンスタイン自身による楽曲アナリーゼ「『運命』のできるまで」
(約16分・モノラル録音)も対訳付で所収。
ソニーのCDを入手。
運命の出来るまで レナード・バーンスタイン HOW A GREAT SYMPHONY WAS
WRITTEN
(ピアノ)三つのト音と変ホ音1つだけで他になんにもありません。しごく
単純です。誰だってこれくらいのことは思いつくのではないでしょうか。
しかし、ここから偉大な交響曲第1楽章が生まれたのです。この楽章は
きわめて無駄なく構成されているので、この楽章のあらゆる小節が、
冒頭のこの4つの音符をそのまま展開したものだとさえ言えるのです。
中略。彼のノート・ブックを調べてみると、この交響曲の第2楽章の冒頭の
メロディーのためには14ヴァージョンを書きおろしていることがわかります。
14ものヴァージョンを、8年以上もの時間をかけて作曲したのです。
これが、今知られている調べです。(ピアノ)。全部、英語があるので
英語のプロは必ず読まないと駄目だと思う。
いろいろ聴いていた。カラヤンのモスクワ・ライヴの運命。アバド/BPOの
運命(宇野 功芳先生の月評の朝シャンとオーデコロンの全集で有名。月評の
レコ芸は行方不明)。アンチェルの運命は未聴。ショルティ/VPOの運命は未聴。