ただし東京フィルは、よく鳴ってはいたものの、演奏のニュアンスや音楽の息づきにおいては如何にも粗っぽくおざなりで、到底これがプロのオペラ・オーケストラとは思えないところが随所にある。指揮者のせいにして逃げられる問題ではあるまい。