写譜というのは大樹の年輪のようなもので
歳月を重ねて初めてその真価が解るのだよ

頭の中の音楽を譜面に書き起こすたびに幾つもの新たな発見があり
発見のないときにも音楽の豊かさと心の平安を感じることができる

そうした日々の積み重ねだけが大樹のように揺るがぬ確りした音楽性を育ててゆくのであって
その重さは長年弛まぬ努力を続けて来た者にしか解らないのだよ

君たちは手を動かさずに口先ばかりだから
努力をしたことも努力が報われた経験もないのだろうね