声のクリアさと、声量が両立していないテノールは、
練度が低いので、ワーグナーを歌うと、10年持たない。

コロもホフマンも声がおっさんの音色入ってないから、
相当、純粋な音色で、あれが張りの強くて、凄い声量を可能にしてる
と思われるw

ホフマンがトリスタンの第三幕歌う時に、
「noch dir, Isolden, scheint!」のシャイントのところ、
全然、胴体で絞り出してない声でしょ?
ああいう頭部から湧き出る純粋な音を最大限利用できる歌手じゃないと、
一流のワーグナーテノールになれないと思う。
ステファン・グールドのレベルだと、こういうところが
全部おっさんくさくなる。ホフマンやヴィントガッセンの地声は、相当
低い声だけども。
ホフマンで他にわかりやすいところはローエングリン第二幕の
「Ja, selbst dem König darf ich wehren」のヤ〜のところ。
全然力まなくてユルいけど、すぐに力強さに移行できるパワーを秘めてる。
決してイタリア声じゃないホフマンだけど、ノドから乖離した声の
持ち主だと思う。