-++ヘルベルト・フォン・カラヤン++-Nr.51 [無断転載禁止]©5ch.io
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0849セルスレッド6 ◆k/Pt4j/z1o
2016/04/20(水) 07:07:15.60ID:U+nYuT59第3章 普遍化を目指した指揮者たち、または二〇世紀が夢見た美
こんなやり方は、カラヤン以前にはあまりなかった。だから、カラヤン
を嫌う人たちは彼をセールスマンと呼び、商売に走りすぎると軽蔑した。
なるほど、彼は金儲けに熱心であったろう。が、ことの本質は
それだけでは語りきれない。彼は、自らの演奏を録音・録画メディア
にして世界中にばらまくことで、普遍化を達成しようとしていたのだ。
そして、実はこうした欲望は、彼ひとりに限らず、西洋文明・文化が
いろいろな分野で抱いている欲望ではなかったか。
カラヤンは、一九八九年、ソニーの人たちと話している最中に、
突如こと切れた。まさに象徴的である。私にはその死は、布教途中の
インドや中国で死んだイエズス会士のように見える。
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