そういう音楽の厳しいまでの純潔さを最高に生かしたCDは、バックハウス
盤である。ベーム/ウィーン・フィルによる伴奏ともども、第1楽章や
第2楽章は凜としすぎる趣があり、日常何回もたのしむには向いていないが
、他の演奏をいろいろ聴いた後、バックハウスに戻ると、これこそ
「K595」のふるさとであり、帰着点だ、と思わざるを得ない。
宇野 功芳のクラシックの名曲・名盤より。
モーツァルト ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595。