メニューインはあまり興味ないな・・・コンサートに一度行ったことがあったが、
あまりぱっとしなかった。それより彼と共演したケンプがおもしろかった。
メニューインがいくら弾こうとも、どのように弾こうとも(ベト:クロイツェルソナタ)、
我関せずと、テンポも含め、相手がいないかのように演奏していた。この人の視界にはメニューインは
おらず、その視線ははるかかなたを眺めいたかのよう。
メニューインはデビュー当時は神童と呼ばれ、我々とは違う天上の人のような扱いを受けていたが、
時間とともに普通の人になって、我々と同じ地上の人になった、ほとんど凡人・・・