「私にとっての極上 MY PREMIUM」で許光俊氏は「本当にクラシックを聴く、ということ」という文章を載せている。
「日本にいたら本物のクラシックは体験できない。冬にドイツの首都に行き、サイモン・ラトルが指揮する
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を聴く。しかも最終日。席は一階の真ん中。終演後、ルター&ヴェーゲナーで、
ドイツの名ワインを飲み干しながら、食事を取る。それから、高級ホテル、ケンピンスキーのラウンジに座り、
選りすぐりのモルト・ウィスキーかキルシュヴァッサーの名品を飲む。部屋に戻ってベッドに倒れ込んで寝てしまう。
それが本当にクラシックを聴くということである」。と
恥ずかしい文章である。読んでいてこれほど悲しくなる文章に出合ったのは久しぶりだ。