クラシック音楽を知らなければ本物のドイツ車は体験できない。
冬にCO2を排出しながらVW車に乗ってドイツの首都に行き、
サイモン・ラトルが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を聴く。
しかも最終日。席は一階の真ん中。終演後、ルター&ヴェーゲナーで、ドイツの名ワインを
飲み干しながら、食事を取る。それから、VW車で高級ホテルにいって、ケンピンスキーのラウンジに座り、
選りすぐりのモルト・ウィスキーかキルシュヴァッサーの名品を飲む。部屋に戻ってベッドに
倒れ込んで寝てしまう。それが本当にVW車に乗るということである。

 (慶應大学 虚光俊)

電車に乗って通勤している人間には、VW車はわからない。
トヨタ車に乗って満足している人間には、VW車はわからない。
僕はこれが百パーセントの真実とまで強弁するつもりはない。
だが、ほとんど真実だとは確信している。