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世界的指揮者アーノンクールさん引退 自筆でメッセージ
編集委員・吉田純子
2015年12月6日20時08分

ウィーンを拠点に活動を続けてきた世界的指揮者の
ニコラウス・アーノンクールさんが5日、突然引退を表明した。

病気のため指揮を交代したウィーン公演のプログラムに、
聴衆への自筆メッセージを挟み込み、今後の演奏活動から退く意向を明らかにした。

「聴衆のみなさまへ。私の身体の力が及ばないため、今後の計画を断念いたします」と切り出し、
「舞台上の私たちと、会場にいらっしゃるみなさまとの間には驚くべき深い関係が生まれました。
私たちは幸せな発見共同体となったのです!」と感謝を述べた。
翌日の6日が86歳の誕生日だった。

ベルリン生まれ。1953年、妻のアリスさんと
古楽器楽団「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」を旗揚げし、昨今の古楽ブームの先駆けに。
日本にも同楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を率いて度々訪れた。
来日公演は2010年が最後となった。

(編集委員・吉田純子)

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