ベームのモーツァルトのジュピターを聴き比べてみた。

THE ORIGINALS輸入盤CDは、少し音が引っ込みがちで残響音が豊富だが、
音像自体は膨らまずシャープで、鋭さや武骨さが強調された感じ。

ユニバーサルのSACDは、CDより直接音が主体で音像が前に出てきて
解像度も上がるが、音はむしろ柔らかめで化粧っ気のない素朴さや温かみが
感じられる。

エソのSACDは、むわっと前にくる杉本リマスタリングの音かと思いきや
音像の距離感は輸入盤CDとユニバーサルSACDの中間といったところで、
残響音を強調せず解像度を高めている点はユニバーサルSACDに近い。
これはすごいと驚かされはしないが、上手に調整されたという感じで
とても聴き易い。
ベームのブラ1でユニバーサルSACDよりエソの方を気に入ってる人なら、
これも気に入ると思う。

個人的には、どれも決定版とはならず、全部所有し続けるつもりだが、
当面はエソで楽しむことになりそう。
(ちなみにエソのSACDはこれまで結構気に入らず売り払っている)