別にあのAEG のワーグナーの名演に限らず、戦時中のフルトヴェングラーの演奏には名演が多いですよ。
ギーゼキングとのシューマンピアノ協奏曲とか、戦争最末期のブラ4番、シューベルトのザ グレイト、ベートーベンの運命も素晴らしいけど、
あの1942年の有名な第9は圧倒的。

晩年のフルトヴェングラーも老成して良いと言えば良いけど、やっぱり枯れてしまっているというか。 

丸山真男の言を借りるまでもなく、戦時中のフルトヴェングラーとベルリンフィルやウィーンフィルが残したいくつかの演奏は人類音楽演奏史上最上級に位置するんじゃないの。

第9一つとっても、戦後のカラヤン、ベーム、トスカニーニ、ワルター、イッセルシュテット、フリッチャイ(個人的には大好き)、バーンスタイン、ドラティなどと比べて
圧倒的に素晴らしいと思います。

新世界交響曲とか、ザ グレイトについては、ステレオ時代でも素晴らしい名演の指揮者…例えばクーベリックとかノイマンとかケルテスとか…音響効果も重要な曲だし、
録音の良い方が良い気もしますけど。