「ブラームスの交響曲4番が、彼の他の交響曲に比べて単純に聴こえる」

交響曲の第一番に最初に出会い、その緻密な作りに加えてメロディの美しさに圧倒されました。
第三番もまた、特に第一楽章のテーマが第四楽章の弦楽器の刻みに懐かしげに回想されるなどして、作り方が巧いと思いました。
ところがそれらに比べて交響曲第四番は、メロディに対して伴奏が付いているような作りに感じられて、余りに単純に聴こえてしまうのです。
解説書にはパッサカリアを取り入れたことが新たな試みで素晴らしいと書いてありましたが、
緻密に計算されつくしてなおかつ美しい第一番のような交響曲を期待していたので、
拍子抜けしてしまいました。

もしよければ、ブラームスの意図や、こんな聴き方ではなく第四番はもっとこう聴くべき、というのがあれば教えてください。