モツの「ピアノ協奏曲27番」第1楽章の中間部に「♭レファ♭ラソー♭ミドソー」
というフレーズが出てくるけど、これってスペインの民謡?あたりに時々出てくる
音符の並び方で、「カルメン」に出てきても違和感がない。ここで転調しているわけ
じゃなくて唐突に出てきてすぐ消えちゃうんだけど、ロココ時代の音楽としては異例。
モツには他にも「クラリネット五重奏曲」の中で辻音楽師が街角で弾くエレジー風の
メロディーがあったりする。「モツなんてロココ時代の他の作曲家と何ら変わらない
平凡な作曲家」というのは大間違い。モツはヨーロッパのあちこちで耳にした音楽を
自分の作品の中で上手く使った天才だよ。