芸劇チャイコ4〜6、2階席から観た者です。

爆演という宣伝文句のせいで逆に余計そう感じるのかもしれないですが
ワイルドと言うよりはとても丁寧で濃密な演奏だと思いました。
オケ全体としては4番4楽章あたりからまとまりが強くなってきたかと感じました。
5番は若干緊張感が薄れたかと最初思いましたが、曲が進むうち
そうではなく、乱暴にならないようコントロールしているのだろうと。
この5番の音色やテンポ感はとても心地良いものでした。
2楽章ホルンの対旋律ハイノートが綺麗。
6番は元の楽曲の力と合わせて、説得力のある良い演奏だったと思います。
6番だけティンパニ奏者が女性に替わり、これがまた非常に格好良い演奏でした。

4〜6番の連続演奏というのは、チャイコフスキーが
交響曲で表現しようとした物を実際にその手で表現していくさまを
順を追って観ていくようで、ハードなプログラムだと思いますが
そのプログラム自体が非常に面白かったです。
プログラムが進むにつれて増していった説得力は
そんなところからも来ているのかもしれません。