ハーディング自身もオケの力量を見切ったら、できる範囲のことしか要求しない指揮者だからな。
リハーサル前の最初の段階で、例えばこれから振るオケがロンドン響と新日フィルでは、ハーディングの頭の中で響いてる音楽がすでに違う。
結果としてその時点のオケのポテンシャルがストレートに反映されるだけ。
この人が振ると違う、という驚きはない。

ハーディングに関しては、ある曲に対し彼のアイディアが10あるのなら、それを全て実現できる能力のあるオケで聴かないと意味がないということ。
新日では1つとか2つしか実現できないのだろうし、彼も最初からそれを求めない。
いや、3つめをやらせようとして断念するイメージかな(笑)。

例えばラザレフなら、無理やり尻引っ叩いて5つや6つはやらせてしまうところ。