>>593
DGのフィルハーモニーでの録音がカラヤンの実演の音に最も近い音だった。
横に広がらず縦にグン!と伸びる響きがカラヤンの音だったけど、DGのフィルハーモニーでの録音はそれをよく捉えていた。
カラヤンが活躍していたリアルタイムな時代には超優秀録音と言われ、音が良いレコードとして売れに売れた。
しかしカラヤンの実演を知らない世代が多くなり、これらのレコード録音は最近では録音がよくないとされて評判がよくないようだ。
カラヤンの実演を知らない世代には評判が悪いDGのフィルハーモニーでの録音は、
最近ではリマスタリングされてその多くは横にフンワリと広がるような響きに変えられてしまった。

EMI録音はカラヤン存命中には実演の響きとは最もかけ離れているので実演を知っているカラヤンファンからは嫌われた。
70年代のベト全が発売されるらしいという情報が初めて出た時、発売されるレコード会社がどこなのか不明だった。
DGなのかEMIなのか、ファンの多くはDGであってほしいと思ったものだった。
そしてDGだと発表された時は泣いて喜んだファンもいたほどだった。

尚、DGのフィルハーモニーでの録音は大型オーディオ装置で大音量で聴けば音が最上になるように出来ている。