>>866
オーケストレーションはモーツアルトの作品と似ている部分は多いが、根本的に
違う。4楽章の作品であっても、ハイドンが確立しモーツアルトが継承した交響曲の
形式とは全然違う。モーツアルトの作品と比較するレベルではない。
 1 古典派交響曲のソナタ形式の楽章(第1&4楽章)は、明確に異なる2つの主題
  を持つが、この曲では単一主題としか思えない。仮に2つの主題があったとしてもその
  違いを感じさせる力量がこの作曲家にはない。
 2 少なくともモーツアルトの交響曲では、明確な緩徐楽章があるが、この曲にはそれがない。
  この曲の場合、
  第1楽章・・・・・アレグロ
  第2楽章・・・・・舞曲。ただし、トリオがない
  第3楽章・・・・・アレグロとも緩徐楽章ともつかない性格不鮮明な中途半端さ。
  第4楽章・・・・・アレグロ。他の楽章の2倍の長さを持つが、それだけに退屈。

 歴史の中で埋没してしまったのは当然。単にBGMとして部分的に聴くなら悪くはないかも。