クラオタ歴長い人なら誰でも知ってるが
日本でモーツァルトがここまで大袈裟に持上げられ、
それが一般クラオタの発言にも見られるようになったのは
長く見ても高々20年ぐらい前からだよね。
その少し前にはブルックナー、マーラーが凄まじいブームだった。
そしてクラシックで神評価が不動だった超大作曲家はベートーヴェンと
バッハの2人だけだった。

女子どもの音楽などと偏見を持たれていたモーツァルトが、ある時期から
「凄い、凄い」「天才、天才」
と馬鹿のようにうるさいぐらい執拗に言われるようになったのは、
それまでモーツァルトがあまり大物扱いされてこなかった歴史がある
からだと思う。
ベートーヴェンやバッハでそれやっても、当たり前すぎて
「んなもん誰でも知ってるがな。うるせーよ。お前馬鹿?」
で終わる話だった。

どんなブームでも、無知で影響されちゃう人が出るのは仕方ない
かもしれないが
モーツァルト礼賛も、あれ程隆盛を極めたブルマラのブームと同じで
時間が経てば徐々に鎮静化するんじゃないだろうか?

ちなみにブルマラ全盛期の頃、宇野功芳はブルマラの話ばっかりしてた
ように思う。そして宇野の自画自賛の評論に呆れた人々から、異端の奇人と
見られていた記憶がある。あの奇人が音楽評論家の代表格のような態度を
とり始め、大編成オケ曲好きから一転、
モーツァルトが好きだと言うようになったのを知ったときは、心底驚いた。