フランスのペクール氏は「受け身で指揮者に従っているだけ」と手厳しく、
ドイツのビュニング氏も「指揮者との深いコミュニケーションが不足している」。
イギリスのクレメンツ市は「指揮者は日本に住んで楽団員ともっと交流すべきだ」
とアドバイスした。

これに対し、日本側出席者の評論家・東条氏は「指揮者に忠実な演奏は個性の一つ」
と擁護。
アメリカのスウッド氏は別の視点から「楽団の存在をもっと社会全体にアピール
しては?」と提言した。

「日本では『間違えない』ことが最優先。音楽を自ら作るという意欲に乏しいのは
事実」(仙台フィル常務理事)との率直な感想も聞かれた。

1月10日 読売夕刊から