ご存じのように、許氏は評論家の中でもっとも早い段階から佐村河内氏を
強力にプッシュしてきました。ありていに言えば、販売促進に加担した
といってよいでしょう。

本人は騙されたと被害者を強調していますが、あんなことになってしまっては、
結果的に佐村河内氏に加担した事実は動かせません。しかし、許氏は「世間」に
対してお詫びをするわけでもなく、徹頭徹尾、自らを自己弁護して、ひたすら
「騙された」と連呼するに過ぎませんでした。

「不器用ながらも曲には悲痛な美しさがあった。抹殺されるのは忍びない」

許氏の口から聞こえるべきは、そうした言葉だったのではないでしょうか。
自己弁護のためなら、自説を撤回して恥じないという、それこそが御自身の
信用を失わせる行為であると、氏はなぜ気付かないのでしょう。

許氏には申し訳ないけれども、評論家としての彼は今回の件で大きく
信用を毀損し、同時にある意味で、「終わって」いるのです。