今でこそ、シューベルトのピアノソナタがプログラムに乗るのは
当たり前になっているが、ブレンデルが活躍していたころにソナタを
本プロに乗せるのは、(一部のソナタを除いては)珍しかったように思う。ましてや、ソナタ全曲を録音
する人は、いなかった。シューベルトのピアノソナタ全体に市民権を与えた功績は
ブレンデルのものだと思う。ダルベルトが自分もシューベルトのソナタを始めようか・・
と一念発起したとき、シューベルトソナタをライフワークにして取り組んでいたのはブレンデルくらいだった
と明言している。