ブラームスはフルトヴェングラーの有名な第四交響曲とクリーヴランドS.Q. のアガーテ六重奏曲に
影響された録音だけど14歳でもブラームスを弾けることを証明したことにはなると思う。何故か
一音だけ誤った音を鳴らしてしまい、繰り返しでも冒頭音型でそうなっている。気付きにくいけど。
(カール・ライスターが新潮文庫版ブラームスにエッセイを寄せていて、大人にならないとブラームスは
弾けないという持論をぶっていたのでそれに反感を覚えていて、証明したかった。その後
ライスターとはベルリンのカンマーザールで夫妻と隣席になったのだけど。会釈だけで済ませた。)
あとは滅多に録らなかった上、偶々残っていただけのテストテイクで、
ショパンはポリーニの技巧とコルトーの音色を掛け合わそうと試みてみた。
没テイクの方は、一応、アルゲリッチのテンポでも弾けるかどうかを課してみた。
モシュコフスキ、モーツアルトは晩年のホロヴィッツに気触れまくりなのだけど、
その割には様になっているというのが自分なりの評点。

チェロを小学生の時にやっていてハイポジションでも音程にはさほど困らなかったので、
高校生当時はヴァイオリンの人の音程が何故あんなに狂うのか原理的には分かっても
よくわからなかった。