ヴァイオリンやヴィオラ、チェロなどの弦楽器は子どもの頃から始めるもので、大人になってからやるものではない。まして、仕事や子育てが一段落した年齢になってからでは絶対に無理! と決めつけている人が多いようです。
ところが、そんな固定観念をものともせず、楽器演奏を楽しんでいる人が増えています。思い切って弦楽
器の世界に飛び込み、新しい世界に目覚めている人が多くなっているのです。
しかし、楽器演奏を楽しむといっても、それには条件があります。遅くから始めるというハンデがあるのですから当然ですが、条件をクリアすれば誰もが楽しめるのです。

大人になってから弦楽器を始めても、プロのように弾ける必要は全くないのです。それどころか、「きちんと」弾けなくたっていいのです。演奏技術はだんだんと身に付いてくるもの。焦らずに取り組めばいいのです。それよりも気
の合う仲間とアンサンブルを楽しむ、というのが楽器演奏の醍醐味でしょう。
こうした演奏を楽しむ場としては、市民オーケストラや室内楽アンサンブルのグループがあります。日本全国、どこに行ってもこうした音楽活動が盛んです。特に首都圏では鉄道沿線、駅ごとにアマオケがある、といわれるほどです。
しかしこうした団体では大きな交響曲などを演奏することが多く、ついていくことが難しそうです。技術的に手に負えない場面に数多く遭遇してしまうのです。

「来るもの拒まず、です。人それぞれいろいろな楽しみ方があります。先日の発表会でもヴィヴァルディの四季を演奏しましたが、ソロを必要としない編曲でした。メンバーができる範囲で楽しむことが大切です」
こうした教室ならば安心して参加できるのではないでしょうか。

正気の沙汰かはたまた狂気か?