●なぜ、ユダヤ人は迫害され、差別され続けてきたのか?

その理由として、キリスト教側がユダヤ人を「イエスをメシア(救世主)と認めずに殺した、
永遠に呪われた民族」として断罪したことが挙げられよう。

例えば、“キリスト教会史の父”と言われる4世紀のエウセビオスは、
ユダヤ人に「主イエスを殺した者たち」「キリスト殺しども」というレッテルを貼り、
悪しきイメージ作りに狂奔した。また、同世紀のアウグスティヌスもユダヤ人を
「悪霊に憑依された破壊者」と断じ、そのため「神により離散の刑を科せられている」と
言ってはばからなかったのである。