バイオリンの価格ってどうやって決まるかちゃんと考えてみようよ。
国内でも中国でも良いんだけど、工房で分業・量産されてる場合、材料費・工場運営費・人件費・その他経費が原価(広義で)になって、それにマージンを乗せた価格が出荷価格。
これを楽器店などが仕入れてマージンを乗せて販売してる。
楽器店で30万円のバイオリンが有ったとすると、仕入値が20万円、工場の材料費が3万円から5万円てとこでしょうか?
これが個人製作家の場合、楽器店での価格が100万円だとすると製作家から楽器店への仕切りは60〜70万円、材料費は10万円位でしょうか?
ヨーロッパの古いバイオリンで80万円だとすると、オークション手数料込みで20万円、送料5万円、調整費5万円てとこですかね?
目利き云々って関係無く、仕入れコストに対して値付けするから楽器屋さんにとっては古いバイオリンが望ましいのでしょう。
新作を1台売るより、100年前の量産フレンチをちょい安いの価格設定してレイトやアーリーの4/4買い替えタイミング狙ってって感じでしょうか?
その100年前の量産フレンチの80万円の妥当性をどうやって担保するかって事ですが、同業者と結託して相場形成するんでしょう。
楽器の造りに拘る製作家がケチョンケチョンにこき下ろすような作りでも、一生懸命セットアップしてそれらしい音に出来れば、いくら演奏が上手でも楽器素人の演奏者はコロッと罠にはまる。
だから今のクレモナ新作ブームはある意味製作者のバイオリンディーラーに対する宣戦布告かもしれない。