■安倍首相の深謀遠慮

2014年5月30日にシンガポールで開かれたアジア安保会議。
安倍首相は、軍服姿の中国軍関係者が
「首相は靖国に参拝したが、日本軍に殺された何百万人もの中国、韓国人の
魂にはどんな姿勢を表明するのか」との質問に対し、自身の思いを説明した。

「昨年、私は靖国神社を参拝した際、コメントを述べました。 国のために
戦った方々のために手を合わせる、御冥福を祈るのは世界共通のリーダーの姿勢だと。
私もその意味で『御霊安らかなれ』と手を合わせたと申し上げました」

「同時に私はこう申し上げました。私は20世紀は、多くの方々が戦禍に苦し
んだ時代であったと。二度と再び人々が戦禍に苦しむことのない平和な時代を
造っていくために、全力を尽くすという意味において、不戦の誓いをしたところで
ございます」
「同時に、私は何度も申し上げていることでありますが、日本は戦後、先の
大戦に対する痛切な反省の上に立って、今日の平和な国をつくってきた。
そして、自由で民主的な日本をつくってきたわけであります」
「基本的な人権を守り、法を順守する日本をつくってきた。そのことに誇りを
感じているところでありますし、ひたすら平和国家としての歩みを進んできた
日本は、これからも平和国家としの歩みを進めていく。
これは皆さまの前ではっきりと宣言しておきたいと思います」

首相が話し終えると、会場からは大きな拍手がわき起こった。
首相の主張への賛同者の多さとともに、東シナ海や南シナ海で傍若無人の
振舞いを繰り返す「中国への嫌悪感」の広がりを象徴する場面であった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140607/plc14060707000005-n1