トルストイが若い時のラフマニノフの自演を目の前で聴いて、なんだこりゃと酷評したとテレビ番組内で紹介していたな。
アラウはラフマニノフは映画音楽だと弾かなかったというのを聞いた事があるけど。
このラフマニノフ評価はわからない気がしないわけでもない。

現在評価されている作曲家でも五十年、百年単位では廃れる曲もあるのは当然だろうし。

ベートーヴェンの曲をシューマンが時代を経てもギリシャ建築のように骨組みは残って、昔はさぞかし立派だったんだろうと評価されるだろうなんて書いていたな。
評価というのはかなり困難なことだし、またこのことを引き受けない限り評論家なんて名乗らないほうが賢明だと思うけどね。

自分の役割をどう限定するかなんだけど、わかったふりしないとファンはついてこないから、誇大広告誇大キャラ設定に走るのかな。
架空キャラ設定整形アイドルはわかりやすいけど、教養w分野は詐欺が罷り通りやすい。

戦後活躍した文芸評論家の西洋文化の理解がかなり怪しいことを暴露した本を読んで、面白がって読んでいた読者の一人としては少なからず落胆したことを思い出す。
まあ、長い目で見たら俺も許の読者とそれほど変わらないのかもね。

それでも>>4-5みたいなことを。露骨に書いたら若い俺でも受け付けなかっただろうな。

科学史の分野でも許みたいな方がいて、論敵にそれを指摘されていてファビョっていたことを思い出した。
考えると許みたいな知識人はじつはあちこちにいるような気がしてきた。