モーツァルトのピアノ協奏曲part10
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0960名無しの笛の踊り
2016/10/10(月) 00:05:01.10ID:Mg7xMM7R本日Eテレで、モーツァルトK595の放送があると知り録画していたのだが、今その演奏を聴いている。
演奏の前にピアニストと指揮者が、かなりの時間をかけてこの曲に対する蘊蓄を語っていたのだが、これは期待出来まいと直感した。
案の定、1楽章の序奏開始10秒で、「これはモーツァルトの音ではない」と見切ってしまった。少なくとも「K.595の音ではない」と。
ピアノが開始するや、この人はモーツァルトを冒涜しているのか?という想いが募り………
2楽章(モーツァルトの中でも五本指に入る、私には大切な曲である)に入るや、下品な装飾音まで混ぜだした。今まで聞いた中で最低のK.595である。
2楽章の途中で聞くのを止めた。
映画AMADEUSは傑作であるが、唯一つ不満が在るとすれば、『K.136 2楽章/K.488 2楽章/K.595 2楽章』の世界がスッポリ抜けている点にある。
まあ、映画のドラマチックな色彩に馴染まなかった所為であろう。この世界はあの映画には入れられない。
その点では、昔、民放で放送された「フランス語版モーツァルト」は「K.488 2楽章で始まり、K.595 2楽章で終わる」描き方をしていて、たまにβマックスに録画しておいたものを見ている。
本当のモーツァルトは「AMADEUSのモーツァルトと、このフランス語版モーツァルトの中間」だったように思う。
K.595の私のベスト盤は「(LP時代の)ヘブラー&ドホナーニ盤」なのだが、とうとうCDで入手することは出来なかった。CDなら「バレンボイム&E.C.O盤/カーゾン&ブリテン盤」の二枚があれば他は要らない。
カーゾン盤は序奏開始からしてモーツァルトK.595の音そのものであり、カーゾンのピアノも、この曲の命である「孤独」が漂う。欠点はカーゾンのピアノが余りに神経質すぎること。
そこで消去法で残るのが「バレンボイム&E.C.O盤」となる。1楽章は透明な澄んだ蒼い空に絹雲たなびく秋の調べであり、2楽章は人が入れぬ冬の上高地に分け入り梓川のせせらぎ以外に音無き世界に流れる調べである。
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