それと第20番から第25番のいわば「盛期」のモーツァルトではかつてのモーツァルトらしい童心が後退している。
交響曲でいえば第36番まではこの童心がたっぷりあるが、第38番以降は立派な分童心の魅力に乏しい。
上で言った過渡期の「先」の魔笛や第27番やクラリネット協奏曲では、モーツァルトらしい童心の復活があり、完成された叡智との不思議な交感の魅力に溢れている。