モダンな作品もメッツの手にかかると古典のように聴こえる。
整然としてクールながらも、親しみやすいアプローチで他の埋もれた作品をこれからも取り上げてほしかった。
サヨナラするのが残念。
ティル冒頭でホルンがまたもややらかしてくれたので先行き不安に駆られたが、その後は崩壊することなく持ちこたえてくれた。
メッツの求める鋭く冴え冴えとした音がもっと欲しいけれど、これは無い物ねだりか。
「死と浄化」の感傷を排した音響の明暗のコントラストが印象に残った。