クラシック板・教養学部ドイツ科、2回目
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0649名無しの笛の踊り
2015/01/24(土) 22:40:28.66ID:9zYO7GNP言わんとしていることは分かるが、少し大雑把すぎるのではないかな。
上記水野和夫さんの本によればだが、
歴史学者のフェルナン・ブローデルが、中世末期において「労働者の黄金時代」と呼んだ時期(1316〜1477年)がある。
労働者の実質賃金が伸び、封建領主が没落して行った時代だ。
それに対し、社会学者のイマニュエル・ウォーラーステインは「世界近代システムU」の中でこう述べている。
「この(封建社会の)危機を脱するには、徹底した社会変革以外の方法はあり得なかった。
(中略)その道こそは、余剰収奪の新たな形態である資本主義的世界システムを創造することに
ほかならなかったのである。封建的生産様式を資本主義的生産様式に置き換えるというのが、
領主反動の実態だったのである。」
そして第2の「労働者の黄金時代」(1918〜1991年)は二度の世界大戦が生んだ、
資本主義の歴史の「例外」に他ならない。
格差という現象は二度の「労働者の黄金時代」を除いては、人間社会において一貫した現象ではあるが、
資本主義もまた必然的に格差をもたらすのである。
r(資本収益率)>g(経済成長率)
は明らかであり、これはピケティ以前にも金融の世界ではある意味常識だったことである。
ピケティの功績はこれを統計的に「実証」したことにある。
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