-都響-東京都交響楽団 27
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0294名無しの笛の踊り
2014/07/20(日) 17:26:49.27ID:ptUuiXmn都響のポディアムに初めて登場した頃に比べると、インバルの指揮も表現主義的で鋭角な刺々しさが少なくなり、ヒタヒタと穏やかに心に沁み入ってくるような演奏でした。
特に第5楽章は、まるで煉獄の底からの諦念を感じさせるフルート・ソロの旋律が、弦楽合奏によって力強く骨太に再現される終結部に、マーラーの肯定的で前向きな人生観を感じた次第です。
マーラー最後の境地は、大地の歌や第9交響曲よりもずっと、救いがあるように思われます。
インバルも遂に一般参賀の拍手を受ける年齢になったなあと、マゼール没後の諸行無常観も一入のコンサートでございました。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています