ブラームスの場合、形式に対する懐古趣味だろ?
バッハもそうだ、あの時代、敢えて対位法に固執した。
音響自体は、オーケストレーションとして、どちらもそれなりに当時モダンだったと思う。

その例で言うなら、ブラームスがベートーヴェンのいかにも古典的な作風のコピーのような曲を書いたか?
どう考えてもロマン派半ばの作風だろ。
バッハがルネサンス風の、教会旋法オンリーの曲を書いたか?
半音階を駆使した、ある意味調性音楽の限界に挑戦した、音響として新しい作品だったろ。

それに今は、全然時代が違うしね。ヘーゲル的なドイツ精神万歳!!!!という、芸術至上的な時代じゃない。
そういう作品は、もう既に19世紀に十分作られてる(実際、19世紀までの作品さえあればいい、というクラヲタがほとんど)。
だから現代作品のアイデンティティーは、19世紀にやられなかったこと、アカデミックな研究発表へとパラダイムシフトしたんだよ。

さっきも言ったが、なぜこの作品を今書いたのか、という明確な理由を説明できなければだめだ。