いまどき、素人でもなければ「交響曲第1番」をこんなに感動的に盛り上がる
調性音楽、しかも後期ロマン派の語法丸出しで書く作曲家はいない。
もちろん、「広島」という標題がついてるから免罪されるわけだ。
ゴーストライターも自分の作品じゃないからこういうパスティーシュを書くことが
できた。三枝成彰は、「おぉっ、こんな恥ずかしいことは俺にはできねぇっ!
負けたっ!」とか思って作曲賞に推したんだろう。動機についてもっと人の悪い
邪推をしないとすれば。自分は第3楽章だけ聴いたが、楽想の個性はほぼゼロだったね。
オーケストレーションは巧みだが。