昨日だが、宮田まゆみ 笙演奏会を白鶴美術館(神戸)で聴いた
笙の音は脳内にダイレクトに響き、聴く者を一気に別世界へと連れ去る。観客はみんな目を閉じ頭を下げて聴き入っていた。神社のお祓いのようだ
笙についての解説も面白かった。たとえば、リードは息で結露すると鳴らなくなるので、演奏前に本体をホカロンで温めるそうだ
そのリードは中国の古い銅鑼を切り取ったものだとか
演目は雅楽の他に細川俊夫とジョン・ケージの現代曲も
特にケージの“One9”はサイコロやストップウォッチを使って演奏する曲やタイミングを決めるといういかにもケージらしい趣向
雅ながらも素朴な調べを堪能した90分だった