あらかわバイロイト観て聴いてまいりました。
まずは開幕前に、トリスタン役が持病悪化で舞台を務められないため椅子に座り歌唱のみ、演技は別人にて行う旨の断りの挨拶から始まる。
これが視覚的にかなり違和感があるのだが、こうした公演での粗探しはやめておこう。
さまざまな制約や問題を抱えた市民オペラ的な手作り感覚の上演としてはなかなか良くやっていると思う。
ラストまでバテずに頑張ったイゾルデ、実力派の侍女と従者の脇役二人、歌いやすく弾きやすいテンポ設定で破綻を最小限に食い止めた指揮者に拍手。
終演後は出演者がホール玄関でお見送りのサービス。
音響もへったくれもない小さな区民会館だが、下町の昭和レトロなワーグナーもまんざら悪くはないと懐かしい気持ちで家路についた。
なお節電のため暖房の温度設定が低めで客席ロビーともにかなり肌寒い。
明日行く人は気をつけてね。
ちなみに来秋はタンホイザー。