フルトヴェングラーはレコード録音よりも音楽会のほうを重視していた
SP時代から聴衆のいないスタジオ録音には関心がなく批判的で軽視していた
その考えを一変させたのが「トリスタンとイゾルデ」の録音からであった
その音の良さに驚き、これからはレコード録音でもいい仕事ができると言ったという
ようやくレコードにも理解を示し始めてわずか二年たらずで世を去ってしまったのは痛恨の極みであった
もう少し長生きしていれば、さらに多くの名録音が生みだされただろうに
レコード業界は新時代の文明であるステレオを開発、販売するまでに至ってたのだから